メンバーズ、クリックすると電話がかけられる日本初の広告バナー

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2007/07/06 10:09

 メンバーズ(剣持忠社長)は7月5日、同社が提供するアフィリエイトネットワーク(成果報酬型広告)サービス「メンバーズMリンク」に、バナーをクリックすると広告主のコールセンターなどに直接電話がかけられる「フォンバナー」機能を付加したサービスを7月6日から提供開始すると発表した。

 メンバーズ(剣持忠社長)は7月5日、同社が提供するアフィリエイトネットワーク(成果報酬型広告)サービス「メンバーズMリンク」に、バナーをクリックすると広告主のコールセンターなどに直接電話がかけられる「フォンバナー」機能を付加したサービスを7月6日から提供開始すると発表した。

 「フォンバナー」のシステムは、リンク(岡田元治社長)とエムトゥエックス(眞崎浩一社長)が共同で運営する「BIZTELウェブ電話」のサービスをベースとしており、広告バナーとして提供するのは「フォンバナー」が初めて。

 サイト訪問者が「フォンバナー」をクリックすると、ブラウザ画面にウェブ電話が表示され、通話方法を選ぶだけで無料で通話できる。通話方法は、パソコンのヘッドセットを受話器代わりにして、すぐに広告主のコールセンターに通話できる「ダイレクトコール方式」と、ユーザーが入力した電話番号に企業側からコールバックする「コールバック方式」の2通りを提供する。

 また、アフィリエイター向けに、電話による問い合わせを成果とする「着信課金型サービスモデル(ペイパーコール)」や、電話からの「資料請求」「申し込み」についても成果対象に加えられる仕組みも実装する。

 「フォンバナー」を導入することで、広告主はバナーをクリックしたユーザーに対し電話で問い合せできる機会を提供でき、これまで情報入力ページで離脱していたユーザーを取りこぼさずに済むとしている。

 「メンバーズMリンク」は、広告主独自のアフィリエイトネットワークの構築・運用代行サービス。07年5月現在、71の広告主と契約し、41のアフィリエイトを運用している。