オンキヨー、ソーテックを買収、TOBと第三者割当増資で子会社化へ

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2007/07/03 13:17

 オンキヨーは7月2日、パソコンメーカーのソーテックを買収すると発表した。TOB(株式公開買付)と第三者割当増資をセットにして、ソーテックの発行済み株式の50.1%を取得し子会社化する。

 オンキヨーは7月2日、パソコンメーカーのソーテックを買収すると発表した。TOB(株式公開買付)と第三者割当増資をセットにして、ソーテックの発行済み株式の50.1%を取得し子会社化する。

 TOBはソーテックの発行済み株式40%を上限として7月3日-31日の期間で実施。1株あたり2万6434円で買い取る。TOBにはソーテックの筆頭株主で15.9%の株式(1万8700株)を持つ投資会社のアクティブ・インベストメント・パートナーズが応じる予定。TOBは1万8700株の応募があれば成立する。

 オンキヨーではTOB後、ソーテックが実施する第三者割当増資に応じ、さらに株式を取得する。TOBで上限である40%の株式を買い付けできた場合には、6億2200万円を出資し、10.1%のソーテック株を取得する。払込期日は8月16日の予定。オンキヨーがTOBと第三者割当で取得するソーテック株の取得総額は最大で約26億円になる見込み。

 オンキヨーではパソコンとオーディオ機器を融合した製品の開発に力を入れており、ソーテックを子会社化することで、ソーテックが持つパソコンの企画や量産設計技術などを取り込む。