インテル、シニアにやさしいPCの仕様とオンラインサービスの技術要件を策定

サービス

2007/07/03 10:00

 インテル(吉田和正/ロビー・スウィヌン代表取締役共同社長)は7月3日、PCに馴染みのないシニア世代でも簡単にオンラインサービスが利用できるよう、PCとインターネットサービスのサイトに関する技術要件を策定したと発表した。

 技術要件では、PCについて、タッチパネル対応ディスプレイやペン操作対応タブレットを搭載し、マウスキーボードを使わなくても入力できるようにするほか、オンラインショッピング時に電子マネーによる安全な即時決済などが可能なFeliCaポート、ウェブカメラ、初期状態復帰ボタンなどを装備すると定めた。

 サービスポータル/コンテンツ/サービスに関しては、クリックボタンの大きさを縦30×横100ピクセル以上とし、長方形や輪郭がわかりやすい形状とユニバーサルデザインを考慮したデザイン、配色を採用する、ページの水平方向のスクロールはなし、先頭および前ページに戻るボタンを付加するなどとした。

 これに基づき、PBJは、FeliCaポートとタッチパネルを搭載したタブレット型PCを9月下旬に発売する計画。また、中高年向けコミュニティサイト「小僧.COM」、有機野菜などの食品宅配サイト「オイシックス」、日本テニス協会が主催するタッチパネル限定サイト「JTA!テニスオンライン」などいくつかのサイトが同要件に基づきシニア世代向けにデザインを一新し、7月からサービスを開始する予定。

 今回発表した要件は、インテルがビットワレット(眞鍋マリオ執行役員社長)、マイクロソフト(ダレン・ヒューストン代表執行役社長)とともに取り組む「スマートデジタルライフ推進プロジェクト」の一環として、これまでに実施した実証実験や定性調査の結果をもとに策定したもの。シニア層や主婦層から、PCやインターネットサービスの操作性、画面の視認性などさまざまな観点から意見を集め、その要望を反映した。

 今後、インテルは業界各社からの賛同を得て、同技術要件に準拠するハードウェアとインターネットサービスの普及促進を図り、あらゆるユーザーにとって使いやすいPC環境の整備を目指す。

インテル=http://www.intel.co.jp/
ビットワレット=http://www.edy.jp/
マイクロソフト=http://www.microsoft.com/ja/jp/
PBJ=http://www.pbj-inc.co.jp/

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