iriver、「モバHO!」対応の携帯オーディオ、miniSDカードに録画・録音も

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2007/06/19 17:03

 iriver japan(浅野樹美社長)は6月18日、USEN(宇野康秀社長)と業務提携し、モバイル放送(新田義廣社長)が提供する有料衛星放送サービス「モバHO!」を受信できる携帯オーディオ「U:MO(ユーモ)」を発売すると発表した。iriverが端末を供給し、USENが「モバイルUSENクラブ」を通じて販売する。

 iriver japan(浅野樹美社長)は6月18日、USEN(宇野康秀社長)と業務提携し、モバイル放送(新田義廣社長)が提供する有料衛星放送サービス「モバHO!」を受信できる携帯オーディオ「U:MO(ユーモ)」を発売すると発表した。iriverが端末を供給し、USENが「モバイルUSENクラブ」を通じて販売する。

 「U:MO」は、「モバイルUSENクラブ」を展開するUSENとモバイル放送と共同開発したもの。音楽再生のほか、「モバHO!」が放送するスポーツ番組や24時間ニュース、音楽、アニメなどの8つの映像チャンネル、40の音楽チャンネルを視聴できる。「モバHO!」の番組は、番組表から簡単な操作で予約録画・録音することも可能。

 内蔵メモリは1GBで、最大2GBまでのminiSDカードに対応したメモリカードスロットも装備する。海外でも利用可能な録音機能付きFMチューナー、ボイスレコーディング機能、スライドショー付きフォトアルバム機能、テキストビューワー機能なども搭載。Macromedia Flash Lite 2.1に対応し、ゲームソフトなどのインタラクティブ・コンテンツも楽しめる。

 プレーヤー本体の側面には、使用頻度が高い電源スイッチ、ボリューム調節ボタン、スマートキーのみ配置した。その他の操作は、2.4インチのカラー液晶画面の表示を見ながら、画面を直接クリックして操作する「iriver D-Click System(ダイレクト・クリックシステム)」方式を採用。スマートキーには「リピート」機能や「シャッフル再生」機能を割り当てることができ、ワンタッチで呼び出すことができる。

 また、高音質のスピーカーを内蔵し、イヤホンを外せばスピーカーから音声を聴くことができる。再生可能なフォーマットは音楽がMP3、WMA、Ogg Vorbis、動画がMPEG4、WMV9、静止画がJPEG。音楽の連続再生時間は約24時間。本体サイズは幅80.9×高さ49.5×奥行き16.3mm、重さは約73.8g。カラーはホワイトとブラック。

 端末単体では販売せず、月額料金制でレンタルする。「モバイルUSENクラブ」への加入と、別途「モバHO!」との契約が必要。料金は、端末月額利用料2200円と音楽・映像月額視聴料の合算となる。音楽・映像視聴料は「モバHO!」のプランによって異なり、月額980円から。6月18日から専用電話窓口で先行予約の受け付けを開始。6月下旬から全国の大型家電量販店でも販売する予定。