デジタルチェック、鎌倉・湘南地区で使える電子マネー、携帯電話にも対応

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2007/06/18 22:08

 デジタルチェック(土岐隆之代表取締役会長)は6月14日、神奈川県鎌倉市の「海の家」などで利用できる地域密着型電子マネーサービス「鎌倉湘南チェック」を7月7日から開始すると発表した。

 デジタルチェック(土岐隆之代表取締役会長)は6月14日、神奈川県鎌倉市の「海の家」などで利用できる地域密着型電子マネーサービス「鎌倉湘南チェック」を7月7日から開始すると発表した。

 「鎌倉湘南チェック」は、昨年の夏にも地域密着型電子マネーとして導入。2回目の今年は、非接触ICチップ「FeliCa」を搭載したプリペイド式の専用カード「鎌倉湘南チェック」を採用。同カードを7月7日から8月31日まで発行する。専用カードの額面は1000円、3000円、5000円、1万円の4種で、デジタルチェックが由比ヶ浜海岸に出店する「鎌倉湘南チェック」の海の家をはじめ、鎌倉周辺地域のコンビニエンスストアなどで販売する。カードのほか、モバイルFeliCa対応のNTTドコモとau携帯電話でも同様に利用できる予定。

 利用可能な店舗は、由比ヶ浜海岸の海の家、鎌倉・湘南エリアの飲食店、土産物店などを中心に、鎌倉・湘南エリアの約150店舗でスタートし、順次拡大する。「鎌倉湘南チェック」を利用可能な海の家では、カードまたは携帯電話を店頭備え付けの専用端末にかざすだけで、食事の支払い、パラソルやビーチベッドのレンタル、買い物などが可能。使い切れなかった電子マネーは、鎌倉地域の加盟店や、簡単な手続きを行えばヤフー・オークションで利用することもできる。

 またデジタルチェックでは、鎌倉観光協会と共同で鎌倉の名所・史跡や商店街を巡る食べ歩きスタンプラリーも開催。期間中にすべてのチェックポイントを制覇すると、抽選でプレゼントが当たる。

 「鎌倉湘南チェック」は電子マネーによる利便性の向上だけではなく、鎌倉エリアへの来訪促進・リピート率向上も目的としており、将来的には、商店街のポイントと各社ポイントプログラム・マイレージとの連携など多彩な活用も視野に入れている。