日立アプライアンス(石津尚澄社長)は6月5日、洗濯乾燥機「ビートウォッシュ 湯効利用」を7月1日に発売すると発表した。縦型タイプで洗濯容量9kg、乾燥容量7kgの「BW-D9HV」、洗濯容量が8kgで乾燥容量4.5kgの「BW-D8HV」の2機種を販売する。価格はオープン。実勢価格は「BW-D9HV」が21万円前後、「BW-D8HV」が17万円前後の見込み。

 日立アプライアンス(石津尚澄社長)は6月5日、洗濯乾燥機「ビートウォッシュ 湯効利用」を7月1日に発売すると発表した。縦型タイプで洗濯容量9kg、乾燥容量7kgの「BW-D9HV」、洗濯容量が8kgで乾燥容量4.5kgの「BW-D8HV」の2機種を販売する。価格はオープン。実勢価格は「BW-D9HV」が21万円前後、「BW-D8HV」が17万円前後の見込み。


 「ビートウォッシュ」シリーズは、日立が04年6月に発売した縦型の洗濯乾燥機。洗濯槽の底にある「パルセータ」と呼ばれる回転部が、羽型の構造になっているのが特徴。パルセータをマイコンで制御し、衣類を上下に振動させると同時に、洗剤液をシャワーのように衣類にかけて循環させることで、「押し洗い」「たたき洗い」「もみ洗い」の効果が得られるようにした。新モデルでは羽の数を2枚から4枚に増やした「ダブルビートウィング」を採用する。



 「BW-D9HV」は、ユーザーが好みで設定した洗濯・乾燥コースを最大3つ登録できる「わがや流」機能を搭載。「ソフト」や「ドライ」などの洗濯コースで、「洗い時間」や「すすぎ回数」などの設定を、約8万通りの中から自由に選ぶことができる。発表会で石井吉太郎・常務家電事業部事業部長は、「現在の洗濯乾燥機のニーズは、洗濯方法を自分で設定できるかという『こだわり』部分にある。今回のモデルではその点に配慮した」と述べた。


 また「BW-D9HV」「BW-D8HV」ともに、乾燥スピードが速く、室内に湿気を出さない水冷除湿方式を採用。水冷除湿はファンから出る熱風を洗濯物に当て、排出される衣類の湿気を水で冷やした独自開発のプレートに結露させることで、洗濯物の水分を飛ばし乾燥させる方式。水に変わった湿気は排水溝から排出されるため、排気による温度や湿度の上昇を抑えることが可能で、カビなども防ぐことができる。

 新型の給水ポンプを搭載することで、節水機能も向上させた。洗濯と乾燥のどちらにも残り湯が使用可能で、残り湯を使う場合、従来機種よりもすすぎや水冷除湿乾燥に多く残り湯を使うようにした。そのため、「BW-D9HV」では、洗濯時の水道水の量を残り湯を使う場合は25リットル、使わない場合は77リットルと業界最少を実現したという。


 カラーは「BW-D9HV」がプラチナ、ショコラ、シャンパンの3色、「BW-D8HV」はブルー、ゴールドの2色。「日本の縦型洗濯乾燥機の定番と呼ばれるようなモデルにする」(石井常務)という狙いから初代モデルで採用した丸みを帯びた四角形のデザインは継続する。

 日立では、ドラム式洗濯乾燥機「ビッグドラム」シリーズも販売。新型の「ビートウォッシュ」と合わせ洗濯乾燥機市場で07年度には25%以上の販売シェア獲得を狙う。石井常務は「白物家電は高付加価値製品の需要が高まると同時に、新製品の発売サイクルも1年とこれまでよりも短くなってきている。その中で機能の充実をさらに進め、シェア拡大につなげていきたい」と抱負を述べた。


 同時に、羽根型パルセータを搭載した全自動洗濯機「ビートウォッシュ」2機種も7月1日から発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は洗濯容量8kg、乾燥容量4kgの「BM-8HV」が11万円前後、洗濯容量7kg、乾燥容量4kgの「BW-7HV」が10万円前後の見込み。