フォーカル、H.264形式に高速変換できるWindows用ハードウェアエンコーダー

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2007/06/01 17:42

 フォーカルポイントコンピュータは6月1日、AVIなどの動画ファイルをiPodや携帯ゲーム機「PSP」などで再生できるファイル形式に変換するWindows PC専用のUSB接続ハードウェアエンコーダー「Instant Video To-Go」を6月中旬に発売すると発表した。価格はオープン。直販サイトでの価格は1万4800円。

 フォーカルポイントコンピュータは6月1日、AVIなどの動画ファイルをiPodや携帯ゲーム機「PSP」などで再生できるファイル形式に変換するWindows PC専用のUSB接続ハードウェアエンコーダー「Instant Video To-Go」を6月中旬に発売すると発表した。価格はオープン。直販サイトでの価格は1万4800円。

 パソコンで録画したり、ビデオカメラで撮影したMOV、AVI、MPEG-2、DivX、QuickTimeムービー、AVIなどの動画ファイルを、高画質で圧縮率も高い動画ファイル形式「MPEG-4/H.264」に変換することができる。変換したファイルは、第5世代iPodやApple TV、PSP、H.264形式が再生可能な携帯電話、PDA(携帯情報端末)などに転送して視聴することが可能。

 ソフトではなく、ハードウェアで処理を行うため、パソコンのCPUへの負荷が少なくて済み、高速で変換できる。たとえば、容量が約2GBの100分のMPEG-2ファイルを約20分でエンコードでき、変換処理中もウェブ閲覧や書類作成などの作業がストレスなく行える。

 また、付属のエンコード設定ソフト「ArcSoft Media Converter 2」には、iPod用、PSP用などに最適化したプリセットを搭載。解像度、ビットレート、フレームレートなど、細かな設定も行える。接続インターフェイスのUSBは高速規格「USB2.0」に対応。サイズは幅31×高さ89×奥行き12mm、重さは約24g。長さが15cmのUSB2.0延長ケーブル、キャリングポーチが付属する。対応OSはWindows XPのみ。