キヤノンは5月25日、07年第4四半期に発売予定だった、SED(表面伝導型電子放出素子ディスプレイ)搭載テレビの発売を当面見送ると発表した。新たな発売時期は、今後改めて発表する予定。

 キヤノンは5月25日、07年第4四半期に発売予定だった、SED(表面伝導型電子放出素子ディスプレイ)搭載テレビの発売を当面見送ると発表した。新たな発売時期は、今後改めて発表する予定。

 同社では延期の理由を、現在米国で行われている訴訟の長期化と、低価格化が進む液晶テレビやプラズマテレビに対して価格的優位に立つため、さらなるコストダウンを図る量産技術を確立するためとしている。

 キヤノンは東芝と、SEDパネルの開発・生産・販売を行う合弁会社「SED」を04年に設立。当初は07年にはパネルの量産を開始する予定だった。

 しかし、米国での訴訟を受け、07年1月にはキヤノンが東芝保有の株式をすべて買い取り、同社を完全子会社化。東芝はキヤノンからパネルの供給を受けてSEDテレビを発売する計画だったが、キヤノン同様、発売を延期する。