ソニー、デジ一眼用の画像回路を搭載した1210万画素のコンパクトデジカメ

ニュース

2007/05/14 19:34

 ソニーは5月14日、世界初の有効1210万画素CCDを搭載したコンパクトデジタルカメラ「サイバーショット DSC-W200」を6月1日に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は5万円前後の見込み。カラーはシルバー。

 ソニーは5月14日、世界初の有効1210万画素CCDを搭載したコンパクトデジタルカメラ「サイバーショット DSC-W200」を6月1日に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は5万円前後の見込み。カラーはシルバー。

 有効1210万画素の1/1.7型Super HAD CCDを搭載し、レンズは独カールツァイス製の「バリオ・テッサー」を採用した。レンズの焦点距離は35ミリフィルムカメラ換算で35-105mm。最大画像サイズで撮影すればトリミングで約18倍まで拡大ができる。

 デジタル一眼レフカメラ「α100」の画像処理回路「BIONZ(ビオンズ)」を、サイバーショット用として新開発した回路を搭載。撮影するシーンに合わせ露出やコントラストを自動調整する「Dレンジオプティマイザー」などの撮影機能を追加した。

 光学式の手ブレ補正機能を加え、最大ISO6400までの撮影が可能な高感度撮影機能「EX高感度モード」も装備。手ブレ・被写体ブレを抑える。音楽やエフェクトに合わせて写真を自動再生するスライドショー機能「音フォト」、顔検出機能「顔キメ」なども盛り込んだ。

 別売りのサイバーショットステーションやHD出力アダプタケーブルを使って、フルハイビジョン(フルHD)対応のテレビとD端子/コンポーネント端子で接続すれば、撮影した画像を水平1920×垂直1080画素のフルHD画質で楽しむこともできる。

 記録媒体は約31MBの内蔵メモリと、メモリースティック デュオとメモリースティックPROデュオ。本体には高級感のあるアルミニウム素材を使用した。サイズは幅91.0×高さ58.5×奥行き27.3mm、重さは約142g。