大日本印刷(DNP、北島義俊社長)は5月7日、FeliCa搭載の携帯電話(おサイフケータイ)向け情報配信システムを8月に発売すると発表した。

 情報配信端末機「PetitPorta(プチポルタ)」とURL管理サーバーで構成するシステムで、POP(店頭広告)などに組み込んだ「PetitPorta」におサイフケータイをかざすと、そのPOPに関連した情報を掲載するウェブサイトのURLをおサイフケータイに配信する。

 「PetitPorta」は小型・軽量でどんな場所でも設置できるほか、POPなどのプロモーションツールに組み込んで利用する。また、待ち受け時とおサイフケータイ読み取り時に光るLEDときょう体のカバーの色はカスタマイズが可能。サイズは幅58×高さ45×奥行き111mm。重さは約140g。

 URL管理サーバーは、おサイフケータイや「PetitPorta」ごとにアクセス数を集計でき、会員情報と連動させてマーケティング情報として活用することも可能。例えば、「プチポルタ」を組み込んだフリーペーパーラックや、キャンペーンでの販促・告知ツール、店頭プロモーションツールとして活用できる。配信するURLは導入企業がウェブ管理画面から設定し、「PetitPorta」への設定は不要。

 「PetitPorta」はレンタル、URL管理サーバーはASPサービスで提供する。税別価格は、「PetitPorta」5台とURL管理サーバーを1週間利用する場合で19万8000円の予定。07年度から5年間で3億円の売り上げを見込む。

 一方ユーザーは、事前登録や携帯電話用プログラムのインストールを行うことなく、「PetitPorta」におサイフケータイをかざすだけで利用可能。対応機種は、au(KDDI)とSoftBankのおサイフケータイ全機種と、NTTドコモの「FOMA」902iシリーズ、903iシリーズ、SO703i、F703i、N703iD、SH703i、F702iD。

 同社はこれまで、ICタグ、FeliCaカード、おサイフケータイのいずれかをポスター型の情報配信端末機にかざすことで、そのポスターに関連した情報が利用者の携帯電話に自動送信されるシステム「電波ポスター」を販売してきた。今回、導入企業のニーズを反映し、ポスターサイズより小型の情報配信端末機と、コンテンツ掲載URLの変更がスムーズに行えるシステムを新たに開発した。