富士通は4月24日、ケーブルテレビ(CATV)統括会社のジャパンケーブルネット(JCN、樋口淳社長)と、その持ち株会社、ジャパンケーブルネットホールディングス(JCNH、樋口淳社長)の保有する全株式を212億円でKDDIに売却すると発表した。

 JCNの株式8万1151株、JCNHの株式18万2000株を6月27日付けでKDDIに譲渡する。売却額はJCNの株式が66億円。JCNHの株式は146億円。KDDIは現在、JCNHに46.7%、JCNに間接出資で9.61%出資。株式取得後はJCNHが74.76%、JCNは直接・間接出資で71.65%まで出資比率を高める。同時に2社を連結子会社化する。JCNHに23%出資する東京電力は株式を引き続き保有する。

 KDDIでは、光ファイバーの顧客基盤拡大を狙い、CATVとの連携を推進。06年3月にJCNHとJCNの株式を取得していた。今回、2社を子会社化することで、JCNグループの経営のスピードを高めるとともに、光ファイバーを使った電話やインターネット接続、テレビ放送などのサービスの展開を加速する。