IPSアルファテクノロジ(IPSアルファ、米内史明取締役社長)は4月23日、同社初の水平1920×垂直1080の37型フルハイビジョン(フルHD)対応テレビ用IPS液晶モジュール(IPSαパネル)を開発し、4月から量産・出荷を開始したと発表した。<br />


 IPSアルファテクノロジ(IPSアルファ、米内史明取締役社長)は4月23日、同社初の水平1920×垂直1080の37型フルハイビジョン(フルHD)対応テレビ用IPS液晶モジュール(IPSαパネル)を開発し、4月から量産・出荷を開始したと発表した。

 IPS液晶は、広い視野角(上下左右178度)を持ち、見る方向での色調の変化が少なく、どこから見ても自然な画像を表示できるのが特徴。開発したフルHDテレビ用IPSαパネルは、表示画素数が水平1920×垂直1080、輝度が500cd/m2、表示色数は最大1677万7216色。

 また、フルHDモジュールの120Hz対応として、業界初の2チャンネル低電圧差動伝送方式機能内蔵の液晶コントローラを開発。これにより、通常の60Hzの映像を2倍の120Hzに変換する「倍速120Hz」スーパインパルス表示技術が可能となった。

 液晶パネルは、高速処理に対応するため、従来に比べて配線抵抗を40%、液晶応答速度を15%改善。これらの高速処理対応技術を盛り込むことで、セット側の映像入力に応じて120Hz映像コマ補間やスーパインパルス表示が可能となり、最高8msの動画応答速度を達成した。高透過率設計を採用することで、高精細化に伴うバックライト電力を従来のハイビジョンパネルとほぼ同等レベルの130Wに抑え、低消費電力も実現した。