タニタ(谷田大輔社長)は、ネットワーク化したバイタルセンサー(身体の状態を測定する機器類)と双方向のウェブサービスを融合させた次世代のヘルスケアサービス「モニタリング・ユア・ヘルス(MYH)」を開始した。

 同社が開発したバイタルセンサーを使って計測したデータを、パソコン、携帯電話などを介して専用データベース上に自動的に取り込み蓄積。取り込んだ身体パーソナルデータに基づき、ウェブ上でひとり一人に合った食事分析・アドバイスや食事・運動履歴管理などの健康支援を行うサービス。

 バイタルセンサーの設定や計測データの収集には、無線通信機能を備え、あらかじめ利用者の情報などを登録したUSBメモリタイプの専用キー(リレーキー)を使用する。このキーを、自宅や外出先でネットワークにつながったパソコンに接続すると、計測データが専用データベースに自動的に転送される。また、サービスに対応した計測システムならば、このキーを使っていつでもどこでも自分の健康状態をはかることができる。

 パソコンが不得手なユーザー向けに、計測したデータを特殊なレシーバーを介して自動的に専用データベースに取り込むシステムも開発。現在、このサービスに対応しているバイタルセンサーは体組成計、血圧計、歩数計のみだが、順次、他の機器にも拡充する予定。

 利用料金は体組成計、歩数計、専用キーなどのハード機器を含む標準サービスで、1ユーザー当たり月額1200円の予定。別途、入会金2000円がかかる。

 同社では、原則的に「MYH」のサービス自体を共通基盤として開放し、さまざまな企業・機関と提携しながら広範囲な分野での普及を進める方針。タニタ独自のサービスに加え、保健指導や予防医療、老人介護・見守り分野を中心とした法人市場向けなどにも展開。07年度に会員数4万人・売上高5億円、3年後の09年度には会員数45万人・売上高50億円を目指す。