シマンテックは10月5日、セキュリティソフト「Norton Internet Security(ノートン・インターネット・セキュリティ) 2007」について、メディア向け説明会を開催した。

 説明会には風間彩・シニアプロダクトマーケティングマネージャが出席。製品デモを交えながら「Internet Security 2007」の動作性能やルートキット検出技術について解説した。風間マネージャが最新版での性能向上ポイントとして特に強調したのは「使用メモリの削減」「インターフェイスの反応速度の向上」「ウェブ閲覧の高速化」。


 「使用メモリの削減」では従来製品の38.2MBに対し、9.65MBと3分の1に削減。「インターフェイスの反応速度の向上」では9.50秒から1.71秒に高速化。さらに「ウェブ閲覧の高速化」ではソフトを使用しながらのサイト閲覧速度がこれまでの32.30秒から18.55秒にスピードアップしたと説明した。

 ルートキット検出技術については、Windows OSのファイルシステムアプリケーション上だけでなく、Windowsファイルシステム上の「カーネルモード」と呼ばれるOSの深層部分にあるルートキットも検出し、修復できる機能を搭載したと解説。風間マネージャによるとOSの深い部分のルートキットに対する検出・修復技術を備えているセキュリティソフトは珍しいと言い、この技術で特許の出願も行っていると語った。

 また、ソフトの販売について「Internet Security 2007」からは1年ごとの更新サービスに販売モデルを移行すると表明。旧バージョンのユーザーは「Internet Security 2007」を購入することが必要となる。更新サービスを通してウィルスの定義ファイルはもとより、新機能やバージョンアップなどの更新を提供していく計画。更新プログラムは同社サイトでのダウンロード提供を想定している。

 会場では、次期Windows OS「Windows Vista(ビスタ)」に対する「Internet Security 2007」の対応について質問が出たが、風間マネージャは「詳細は検討中だが、『Vista』対応するためのアップグレードソフトの提供方法はユーザーごとに知らせる方法をとって対応していく」と述べた。