ジャストシステム、カスペルスキー社と提携しセキュリティソフト市場に参入

ニュース

2006/10/04 10:21

 ジャストシステムは(浮川和宣社長)は10月3日、ロシアのKaspersky Labs International(カスペルスキー社)と提携し、同社が開発した総合セキュリティソフト「Kaspersky Internet Security 6.0」とアンチウイルスソフト「Kaspersky Anti-Virus 6.0」を11月17日に発売すると発表した。

 ジャストシステムは(浮川和宣社長)は10月3日、ロシアのKaspersky Labs International(カスペルスキー社)と提携し、同社が開発した総合セキュリティソフト「Kaspersky Internet Security 6.0」とアンチウイルスソフト「Kaspersky Anti-Virus 6.0」を11月17日に発売すると発表した。

 「Kaspersky Internet Security 6.0」は、アンチウイルス、アンチスパイウェア、アンチスパム、アンチハッカー(ファイアウォール)の機能を搭載した総合セキュリティソフト。スパイウェアの駆除、不正アクセスの遮断、不正プログラムの実行防止、スパムメールの振り分けなどが1本で行える。

 「Kaspersky Anti-Virus」はアンチウイルスソフトで、高い検出率とシンプルな設定が特徴。24時間365日、世界中のウイルスを監視し、約1時間に1回と世界最速の定義ファイル更新を行っている。最新版「6.0」では、ファイル操作やメール受信、Webサイト閲覧のリアルタイムスキャンに加え、ウイルス定義ファイルに記述されていない未知のウイルスも検知する「プロアクティブディフェンス」を搭載した。

 対応OSはともにWindows XP、2000。価格は「Kaspersky Internet Security 6.0」の通常版が1万3440円、「Kaspersky Anti-Virus」の通常版が9240円。ジャストシステム製ソフトの利用者や、他社製セキュリティ対策ソフト・サービス利用者を対象にした本数限定の特別優待版や、複数ユーザー版、ダウンロード版なども販売する。