凸版印刷(足立直樹社長)は、デジタルカメラで撮影した写真をインターネット上で簡単にきれいにできる会員制の無料サイト「いい色」を9月28日にオープンした。

 「撮ったらおいでよ! 写真のテーマパークへ」をコンセプトに、凸版印刷が長年の印刷事業で培った色の補正や、色を忠実に再現する技術を活用したもの。写真の補正のほか、対応するカラープリンタと画面上の色をマッチさせた出力、お絵かきや写真の分割配置といった画像加工、写真を使ったポストカードや名刺、証明写真の作成などが行える。

 さらに、ユーザー1IDあたり容量100MBのオンラインアルバムスペースが用意され、写真の管理やオンラインアルバムを通じた写真の公開、ダウンロードなどもできる。動作環境は対応OSがWindows XP、2000、ディスプレイサイズがデスクトップPCは15インチ以上、ノートPCは14インチ以上など。

 まずは、地域のコミュニティ内や友人間での写真の交換や、ブログやオークション、年賀状に写真を使う頻度の高い20-40代の女性をターゲットに普及を図り、その後、男女各年代へ対象を拡大していく。

 また、法人会員を募り、企業の製品やサービス情報をユーザーへ配信するサービスも行う。法人会員費用は半年で18万円。会員動向や簡単なアンケートの集計・分析結果のレポート、消費者の声の収集コーナーの情報、新商品・新サービスの告知コーナー枠などを提供する。すでにリコーやコクヨS&Tなどが法人会員となっている。

 そのほか、写真を補正する機能を企業向けにASPサービスとして提供する。各企業のショッピングサイトや住宅情報サイトなどで活用してもらい、ユーザーの画像取り扱いの満足度を向上させることで、企業の売上アップに貢献していく。

 同社では、初年度に法人会員25社、ASP契約7社、3年後に売上高5億円を目指す。また今後は、携帯電話向けサービスの構築も予定している。