東芝は9月28日、デジタルハイビジョンチューナー内蔵のHDD・DVDレコーダー「VARDIA(ヴァルディア)」シリーズのエントリーモデル2機種を発表した。ボタン数を絞った「シンプルリモコン」を同梱して操作を簡単にし、電子番組表などを見やすくしたのが特徴。

 HDD容量はともに300GBで、価格はオープン。実勢価格は薄さ67mmのスリムデザインを採用した「RD-E300」が9万円前後、VHS一体型の「RD-W300」が11万円前後の見込み。発売日は「RD-E300」が11月上旬、「RD-W300」が11月中旬。

 2機種とも、地上・BS・110度CS放送デジタルハイビジョンチューナーを各1系統、地上アナログチューナー1系統を搭載し、「デジタル×アナログ」の同時録画に対応する。同梱の「シンプルリモコン」は、「録る」「見る」「残す」「消す」といった基本操作に機能を絞り、ボタン数を24個におさえた。従来型のリモコンも付属する。

 また、電子番組ガイド機能を強化し、従来の多チャンネル表示が可能な横表示のほか、新聞のテレビ欄のような縦表示も可能になった。縦・横表示の切り替えも可能。「見ながら番組選択」機能では、番組表やHDD内の番組リストを画面下部に表示することができるので、テレビやDVDを見ながら番組表やHDD内の番組の確認ができる。また録画予約も可能。

 このほか、「動画ダウンロード機能」も搭載。インターネットに接続すると同社が運営するサーバーから映画やDVDの告知映像、ビデオクリップなどを無料でダウンロードできる。これらはHDDに保存できるが、DVDにコピー・移動することはできない。

 新モデルの開発について東芝デジタルメディアネットワーク社・デジタルAV事業部DAV商品企画部の片岡秀夫グループ長は、「デジタルチューナー搭載のDVDレコーダーの価格が下がり、ユーザーにとって購入しやすくなった。しかし、チャンネル数が多く、設定が難しいという声も聞く。そのため、よく使う機能をより使いやすく、をコンセプトに開発を行った」と話し、従来機種よりもシンプルで使いやすくなったことを強調した。