ボーズ、手軽に5.1chサラウンドが楽しめるPC用スピーカーなど4機種

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2006/09/28 10:23



 ボーズは、PC向けアクティブスピーカー「Companion(コンパニオン)5」「Companion 2 Series II」と、トータルサウンドシステム「AMS-1IV」、5.1chホームシアタースピーカーシステム「AM-10IV」を10月30日から順次発売する。

 「Companion5」は、独自のTrueSpaceテクノロジーにより、2つのスピーカーで臨場感ある5.1chサラウンドを再現できるのが特徴。超小型のドライバーを2本を内蔵したマイクロアレイスピーカー2基と、13.0cmウーハー搭載のベースモジュールで構成する。USB入力端子を装備し、PCだけではなく携帯オーディオと接続することもできる。価格は5万9850円で、11月20日に発売する。

 「Companion 2 Series II」はアンプ内蔵のコンパクトな2chスピーカー。フロントバッフルを後方に15度傾けた独自のデザインを採用した。机上などで特定の周波数が反射し、音が濁る「バウンダリー現象」を軽減する。カラーはシルバーと日本限定のブラックの2色。価格は1万5540円で、12月1日発売。

 「AMS-1IV」は、トータルサウンドシステム「AMS-1」シリーズの新モデル。AM/FMチューナーとプリメインアンプを搭載したステレオレシーバーと、音楽CDやMP3の再生にも対応するDVDプレーヤーからなる専用センターユニット、日・米の専門誌で数々の賞を受賞したスピーカー「AM-5III」で構成。スピーカーは、低音再生用のベースモジュールと、ワイドレンジサテライトスピーカー2本で構成する。

 アンプ部には「AMSシリーズ」で初めてデジタルアンプを採用し、より緻密でクリアなサウンド再生を実現した。アナログ入力端子やレコードプレーヤーを接続できるフォノ入力端子、ヘッドホン出力端子、D1/D2端子など豊富な入力端子も装備。専用リモコンも付属する。価格は10万4790円で10月30日発売。

 「AM-10IV」は、5.1chスピーカーシステム「AM-10」シリーズの新モデルで、薄型テレビにマッチするよう、横置きデザインのセンタースピーカーを採用した。横置きのため、スピーカーの角度を調整しなくても広範囲に音が広がる。

 また、実際の映画館で使われているスーパーウーハーと同じ原理の低音再生技術「アコースティック・ウェーブガイド」を採用。ベースモジュールに長さ2mにも及ぶ共鳴管を搭載し、入力信号に忠実でリニアな重低音再生を可能にした。カラーはブラックとホワイトの2色。価格は13万5450円で、10月30日発売。