リオン、精密騒音計を80万円から、USB接続でき音響特性の評価にも対応

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2006/09/27 14:07



 リオン(井上清恆社長)は、USB接続など多彩な機能を備えた1/3オクターブ分析機能付き精密騒音計「NA-28」を10月1日に発売する。

 騒音測定や音響特性の評価として有効な周波数分析を効率的に行うため、オクターブバンドと1/3オクターブバンド実時間分析の同時測定ができるのが特徴。測定結果はメモリカード(CFカード)に直接記録する。16Hz-16kHzまでのオクターブバンド実時間分析、12.5Hz-20kHzまでの1/3オクターブバンド実時間分析が可能。オート1、1/3オクターブ分析で、1秒ごとに記録する場合、1GBのCFカードに最大1000時間記録することができる。

 パソコンとのUSB接続にも対応。さらに、オプションの赤外線リモコンによる遠隔操作もできる。本体には、バックライト付きカラーTFT液晶とキー操作パネルを搭載。低消費電力のエコ設計により、アルカリ乾電池使用時で約16時間動作する。

 なお、取引証明にも使用できるよう精度を高めた検定合格品も販売する。税別価格は、検定付きが84万4600円、検定なしが80万円。初年度500台の販売を目指す。