アップルコンピュータ(アップル)は9月25日、フォトグラファー向けオールインワンポストプロダクションツール「Aperture」の機能を強化した「Aperture1.5」を発表した。

 「Aperture」は、RAWデータの処理を中心としたワークフローを構築でき、写真の取り込みから出力まで、JPEGと同じように簡単にRAWデータを取り扱うことができるソフト。プロ仕様の写真管理機能、画像処理機能、多彩なプリント、パブリッシング機能などを備える。

 最新版「1.5」では、好きな場所に画像を保存できる柔軟なライブラリ管理、同社製ソフト「iLife’06」「iWork’06」とのシームレスな連係、XMPメディアのサポート、重要なデータを自動的に追加するメタデータプリセット、画面上で制御できる「ルーペ」などの新機能を搭載。Apertureによるフォトワークフローを拡張できる、他社製の拡張プラグインも搭載した。

 オープンライブラリオプションを追加し、ワークフローを拡張したのが最大の強化ポイント。新しいオープンライブラリシステムで、「Aperture」のライブラリだけでなく、外付けHDDやCD、DVDなど、どこでも好きな場所に画像ファイルを保存できるようになった。

 また、各画像の高解像度プレビューを生成できるようにもなり、マスター画像がオフラインの時でも、画像のレビューや格付け、整理などが行える。プレビューはさまざまなサイズと品質レベルで生成でき、オリジナルの画像は自宅やスタジオのデスクトップシステムに保存し、写真ライブラリ全体の圧縮版を「MacBook」や「MacBook Pro」に入れて持ち歩くといった使い方もできる。

 「Aperture1.5」は、Mac miniからMac Proまで、Macintosh全機種で使用可能。対応OSはMac OS X v10.4.7以降。RAWデータは、キヤノン、ニコン、富士フイルム、ソニーなど、50機種以上のデジタルカメラのRAWファイルに対応。JPEG、GIF、TIFF、PNG、PDF、PSD形式のファイルも扱える。

 なお、現行の「Aperture 1.0」ユーザーには、英語版、フランス語版、ドイツ語版、日本語版で、今週から無料アップグレードを実施する。パッケージ版の価格は3万4000円。