日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小田晋吾社長)は、プロ写真家や写真スタジオなどグラフィック分野向けの大判カラーインクジェットプリンタ「HP Designjet Zシリーズ」6機種を10月上旬から順次発売すると発表した。

 「HP Designjet Zシリーズ」は、インクジェット方式の大判カラープリンタとして初めて、カラーマネジメント分野の業界標準・グレタグマクベス社の「Eye-One」テクノロジーを採用した分光測光器を内蔵。これにより、プリンタなどデバイス間の色の整合作業を自動化し、用紙により異なる色の再現性を数値化して補正することで、1枚目の出力から正確な色味で、期待通りの印刷結果が得られるようにした。従来、こうしたカラーマネジメント作業は手間とコストが必要だった。

 インクは、高い耐光性、耐水性と、染料機を凌ぐ色域(カラー再現領域)をもつ新開発の「HP Vivera顔料インク」を採用。8色インク対応モデルと、より高画質で印刷できる12インク対応モデルの2タイプを取り揃えた。また、同社製大判プリンタでは初めて、半光沢ロール紙を含めて「ふち無し印刷」に対応した。

 税別価格は、8色インク採用の最大出力幅24インチ(610mm)モデル「HP Designjet Z2100 Photo 24inch」が35万8000円、最大出力幅44インチ(1118mm)モデル「同44inch」が65万8000円。どちらも10月上旬に発売する。

 12インク採用の4機種はすべて価格未定。発売日は、「HP Designjet Z3100 Photo 24inch」「同44inch」が12月頃、ポストスクリプト対応の「HP Designjet Z3100ps Photo 24inch」「同44inch」は07年3月頃の予定。