パイオニア、「Xbox 360」公式ライセンス認定の5.1chサラウンドシステム

ニュース

2006/09/20 21:02

 パイオニアは9月20日、米マイクロソフトの「Xbox 360」オフィシャルライセンス認定商品の5.1chサラウンド・システム「HTP-GS1」を9月下旬に発売すると発表した。価格はオープンだが、実勢価格は4万円前後の見込み。日本、米国をはじめ、「Xbox 360」が販売されている主要地域で販売する。

 パイオニアは9月20日、米マイクロソフトの「Xbox 360」オフィシャルライセンス認定商品の5.1chサラウンド・システム「HTP-GS1」を9月下旬に発売すると発表した。価格はオープンだが、実勢価格は4万円前後の見込み。日本、米国をはじめ、「Xbox 360」が販売されている主要地域で販売する。

 「HTP-GS1」は、マイクロソフトの次世代ゲーム機「Xbox 360」と同じ本体カラーや「Xbox 360」を操作できる付属リモコンなど、「Xbox 360」ユーザー向けにデザインや機能を最適化したのが特徴。ゲームを臨場感豊かなサラウンドで楽しみたいというニーズに応えた。付属リモコンでは、「Xboxガイドボタン」で「Xbox 360」のメニュー画面を呼び出せるほか、OSに「Windows XP Media Center Edition」を搭載したパソコンにアクセスすることもできる。


 システムは、バスレフ式フロア型の5.1chアンプ&FM/AMチューナー搭載サブウーファー、密閉式ブックシェルフ型のフロントスピーカー(L、R)、センタースピーカー、サラウンドスピーカー(L、R)、リモコンで構成。5.1chアンプを内蔵したサブウーファー部は、ドルビーデジタル、ドルビープロロジックII、DTS、MPEG-2 AAC デコーダーを搭載し、地上/BSデジタル放送の5.1ch音声にも対応する。

 このほか、独自開発の自動音場補正システム「MCACC(Multi-Channel Acoustic Calibration System)」や、MP3など圧縮率の高い音楽データを、より高音質で再生する「サウンドレトリバー」機能を搭載。「MCACC」を利用すると、付属のセットアップマイクを使って最短で2分程度で、それぞれのスピーカーの音量、距離、音質を部屋に最適な状態に設定することができる。

 さらに、壁や天井の反射を利用した独自のサラウンド技術「ダイレクトディフューズ」により、サラウンドスピーカーを後方に設置しなくてもリアルな5.1chサラウンドを実現する「3スポットフロントサラウンド」機能を搭載。省スペースなセッティングを可能とした。

 同社はまた、サントリー(佐治信忠社長)とのコラボレーションで、ウイスキー樽材をエンクロージャーに使用した高級スピーカーシステム「ピュアモルトスピーカー」の第5弾「S-PM300」を10月下旬に発売する。価格は1台7万円。


 「S-PM300」は幅160×高さ540×奥行き252mmのセミトールボーイ型で、アラミド繊維を振動板とセンターキャップに使用した10cmウーファーをダブルで搭載する。このほか、樽材を使用したオーディオラック「B-PM1000」とスピーカースタンド「CP-PM300」も10月下旬から順次発売する。価格は、「B-PM1000」が1台9万4000円、「CP-PM300」が2台1組5万6000円。