コレガ、特徴点抽出方式搭載の指紋認証システム、PCカードとUSBの2タイプで

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2006/09/12 20:55

 コレガ(加藤彰社長)は9月12日、ISO標準「特徴点抽出方式」の指紋認証システム2製品を9月21日に発売した。価格はPCカード接続型「CG-SECFPP」が1万9740円、USB接続型「CG-SECFPU」が1万2390円。

 コレガ(加藤彰社長)は9月12日、ISO標準「特徴点抽出方式」の指紋認証システム2製品を9月21日に発売した。価格はPCカード接続型「CG-SECFPP」が1万9740円、USB接続型「CG-SECFPU」が1万2390円。

 指を置くだけの指紋認証で、Windowsのログオンやスクリーンセーバーのロック解除、ファイルやフォルダのロックのほか、IDやパスワードの代理入力をすることができる。最大32ユーザーまで登録可能。また、1ユーザーあたり最大5つの指紋まで登録できる。

 「CG-SECFPP」は「PC Card Standard TypeII」に準拠。センサ部分をPCカード部に収納可能できるためノートPCに適している。「CG-SECFPU」はUSBで接続することで、ノートPCでもデスクトップPCでも使用できる。1.5mのUSBケーブルを付属する。

 「特徴点抽出方式」は、サイレックス・テクノロジー(河野剛士社長)の技術で、指紋の画像から端点や分岐点の特徴点のみを抽出してデータ化するため、扱うデータ量が少ないのが特徴。記録データ中に指紋画像を残さないので、プライバシー保護の観点からも優れている。

 また、乾燥指や多汗指など指の状態に応じて、取り込んだ映像信号を自動的に増幅・最適化する機能(Auto Gainコントロール)を盛り込み、360度、どの角度からでも照合できる。センサーの配置を気にする必要もなく、本人拒否率は0.1%、他人誤認率は0.001%と高い認証率を実現する。