米インテルコーポレーションは現地時間9月7日、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせた新たなビジネスPC向けソリューション「インテル vProテクノロジー(vPro)」を発表した。同テクノロジーを盛り込んだCore 2 Duo搭載PCにより、電力効率の向上、セキュリティ機能の強化、保有コストの低減が実現する。

 同時に、主なPCメーカーから、企業向けに「vPro」を搭載したデスクトップPCの販売が開始されたと発表した。今後、数週間から数か月間にかけて主要メーカーから多くの対応PCが販売される予定という。同社は、すでに今年4月に「vPro」のブランド名を発表していた。

 米インテル ビジネス・クライアント・グループの副社長兼ジェネラル・マネージャーのロバート・クルーク氏は、「vPro」について、「ビジネスの方法、ITマネージャーのPCに対する見方や利用方法を大きく変える技術。『vPro』は、マルチコアCPUを搭載した単一のプラットフォーム上で、セキュリティに対する脅威、総保有コスト、資源配分、資産管理、稼働時間などに関わる、企業が抱える煩わしい問題を包括的に解決するものだ」とコメントしている。また、今回の発表に先立ち、「フォーチュン誌が選ぶ500社」において実施したトライアル導入では、平均約40%のコスト削減が可能となったという。

 「vPro」は、ハードウェア面では、同社の最新CPU「Core 2 Duo」を中核に、第2世代のインテル アクティブ・マネジメント・テクノロジー、インテル バーチャライゼーション・テクノロジー、新チップセットの「Q965 Express」、インテル 82566DMギガビット・ネットワーク・コネクションなどで構成する。vProテクノロジー搭載PCには、同社の最新の統合グラフィックスも搭載され、今後発表される予定の「Windows Vista Premium対応ハードウェア」の全要件を充たすとしている。

 さらに、07年には、新プラットフォーム「インテル Centrino Duo モバイル・テクノロジー・」(開発コード名:Santa Rosa)を発表し、ITの運用管理性とPC製品のセキュリティ機能における利点を、デスクトップだけではなくノートブックPCにも拡張していく計画。