ソースネクスト、宛名レイアウト機能を強化した「宛名職人2007」

ニュース

2006/09/11 10:03



 ソースネクスト(松田憲幸社長)は、年賀状作成ソフト「宛名職人」の最新版で、宛名レイアウト機能を強化した「宛名職人2007」を発売した。価格は1980円。

 宛名レイアウト機能を強化では、会社名や肩書など文字量が多い宛名を自動で改行する「おすすめレイアウト」機能を追加した。右クリックで微妙な位置調整が可能なほか、住所の記入では都道府県の省略、数字スタイルの選択もできる。

 「すかし」「赤目修正」「切り抜き」「フレーム」機能を搭載し、デジタル写真を使ったレイアウト機能も強化した。「単色化」「ぼかし」「シャープ」など20種類の写真加工フィルタを収録。市販の年賀状作成本に付属するCD-ROMなどに収録されている素材を簡単な操作で読み込める機能も搭載した。

 同時に「宛名職人2007」とハガキをデジタル管理できるソフトなどをセットにした「宛名職人2007極上パック」も3970円で発売した。

 「宛名職人2007極上パック」は、「宛名職人2007」と、ハガキをデジタル管理ソフト「本格読取 ハガキ整理」、手書き風のオリジナルフォント作成ソフト「まるで手書き」、マウスで書道が書ける「Win 書道」の3本をパッケージにした。

 「本格読取 ハガキ整理」は、ハガキの差出人の氏名・住所などをスキャナで読み込み、データベースとしてファイリングするソフト。文字の読み込みには松下電器製の文字認識エンジンを搭載。裏面を読み込んで、宛名面とセットで管理することもできる。

 「まるで手書き」は、ユーザーの手書き文字をスキャナで取り込み、手書き文字をフォントとして使えるようにするソフト。必要となる200字を書いて読み込ませるだけ利用できる。

 読み込んだ手書き文字をそのままフォントに使う「手書き直接モード」、文字のくせを平均化し、手書き文字のくせを強調する「個別くせモード」、手書き文字から抽出したユーザーのくせ情報から、すべての文字を生成する「自動生成モード」を搭載した。

 「Win 書道」は、マウスでかすれやにじみ、墨の濃淡まで再現できる本格的な書道ソフト。「筆の太さ」「にじみ」「かすれ」「筆圧」などは3段階で調整が可能。上からなぞって練習できる手本も72種類収録した。墨以外に和風の中間色約30種類をはじめ、1600万色を使うことができる。オリジナル印鑑を作成する機能なども備えた。