インテルと東レ、スエード調の人工皮革ノートPC

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2006/06/16 20:48

 インテル(吉田和正/ロビー・スウィヌン共同社長)と東レ(榊原定征社長)は6月16日、外装に東レのスエード調の人工皮革「Ultrasuede(ウルトラスエード)」を採用したノートPCを共同で企画したと発表した。名称は「『Ultrasuede』仕様カスタマイズ・ノートブックPC」で、6月下旬からオリジナルPC専門店・オンラインショップなどで順次製造・販売する。

 インテル(吉田和正/ロビー・スウィヌン共同社長)と東レ(榊原定征社長)は6月16日、外装に東レのスエード調の人工皮革「Ultrasuede(ウルトラスエード)」を採用したノートPCを共同で企画したと発表した。名称は「『Ultrasuede』仕様カスタマイズ・ノートブックPC」で、6月下旬からオリジナルPC専門店・オンラインショップなどで順次製造・販売する。

 「Ultrasuede」は、東レ独自のスエード調人工皮革。マイクロファイバーがもたらす質感、肌触り、色合い、機能性などにより最高級ファッション素材として、衣服からインテリア、カーシート、スポーツグッズなどの分野で使われている。

 共同企画したUltrasuede仕様のノートPCは、このUltrasuedeをパネルの外観に使用。CPUにはインテルのデュアルコアCPU「Core Duo」を搭載し、デザイン、機能ともに最先端のテクノロジーを反映させた。液晶ディスプレイは14.1インチワイドまたは15.4インチワイドで、ノートブックPCの新プラットフォーム「インテル Centrino Duo モバイル・テクノロジ」にも対応する。

 パネルは、インテルのカスタマイズ・ノートブックPC企画で統一された形状に加工。ノートPCとUltrasuedeとの接着面に特殊な粘着材を使用することで、簡単にパネルを貼り替え、カスタマイズすることができるようにした。カラーは、当初はブラック、キャメル、ブラウン、ボルドー、ラベンダーの5色だが、今後バリエーションを増やすことも計画している。

 インテルと東レは、「デザインにこだわるユーザーニーズに対応できる新しい外装デザイン」を目指し、Ultrasuedeに着目。今回のノートPCを製品化した。両社では、性能やスタイルを訴求ポイントにノートPCの共同プロモーションも実施する予定。

 取り扱い店は、アロシステム、グッドウィル、クレバリー、サイコム、サクセス、ソフマップ、デジタルサイエンス、ブレスの各店舗とオンラインショップ。価格はオープンで販売店によって異なるが、実勢価格は13万から20万円前後となる見込み。