NECエレクトロニクス(中島俊雄社長)は、DVDレコーダー用LSI「μPD61291」に1チップでデジタル放送を2チャネル分同時に受信・録画できる機能を業界で初めて追加、6月から量産を開始した。すでに東芝がHDD-DVDレコーダー「VARDIA(ヴァルディア)」で採用している。

 新型の「μPD61291」は、デジタル・ハイビジョン放送の受信機能とDVDレコーダーの機能を1チップ上に集積し、受信した放送データを画像や音声データに分離して整えるストリームプロセッサを搭載したのが特徴。

 NECエレでは、「μPD61291」に内蔵するストリームプロセッサのソフト処理能力を約50%向上させることに成功。従来の「デジタル・ハイビジョン放送と2番組のアナログ放送」の同時受信・録画に加えて、「2番組のデジタル・ハイビジョン放送」の同時受信・録画が1チップ上で行うことが可能になった。

 サンプル価格は2万円。月産30万個の規模で量産する。