ぷららネットワークス(板東浩二社長)は6月13日、同社のインターネット接続サービスで、ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」による通信を遮断するサービスを7月19日から開始すると発表した。

 ぷららネットワークス(板東浩二社長)は6月13日、同社のインターネット接続サービスで、ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」による通信を遮断するサービスを7月19日から開始すると発表した。

 対象となるのは、NTTの光ファイバー「Bフレッツ」に対応した個人向けインターネット接続サービス「ぷらら光パック with フレッツ」と「ぷらら光セット」のユーザー。Winny通信の遮断サービスは、これらの接続サービス利用者向けに提供している無料のセキュリティサービス「ネットバリアベーシック」に「Winnyフィルタ」機能を追加することで提供する。利用は無料。

 「ネットバリアベーシック」の設定画面で、フィルタリング機能について「レベル1(ON):遮断」「レベル0(OFF):解除」のいずれかに設定し、「遮断」を選ぶと、ぷららのバックボーン回線で「Winny」によるものと見られる通信がブロックされる仕組み(標準は「ON」)。既存の会員は、6月15日から「Winnyフィルタ」の設定を事前に変更することができる。

 ぷららでは、Winny通信を遮断するサービスについて、会員を対象に約2000件の電話アンケートを実施。8割を超える会員から「必要」または「どちらかというと必要」との回答を得たため、サービスを始めることにした

 同時に、企業向けのWinny対策サービス「企業向けネットワークスポンサー制度」を、9月下旬から開始することも発表した。

 新制度は企業とぷららがネットワークスポンサー契約を結び、社員が個人で利用するぷららのBフレッツ対応ネット接続サービス料金を5%から任意の範囲で企業側が負担。この制度を使ってぷららの対象サービスを利用し、Winny通信の遮断に同意した社員に対して、同様のフィルタリング機能を提供する。利用する社員にとっては実質的に値引きとなるうえ、Winnyに起因する情報漏えい事故を防ぐことが可能になる。

 制度は、新規ユーザーはもちろん、すでにぷららのサービスを使用しているユーザーも利用できる。ただし、この制度を利用した場合、Winny通信の遮断をユーザー自身で解除することはできない。