ネットオフ、「eBOOKOFF」で新品の取り扱い開始、人気作の品揃え強化を狙う

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2006/06/13 21:29

 ネットオフ(黒田武志社長)は6月13日、書籍やCDなどの中古品販売サイト「eBOOKOFF(イーブックオフ)」で、新品CD、DVD、ゲームソフトの取り扱いを6月12日から開始したと発表した。

 ネットオフ(黒田武志社長)は6月13日、書籍やCDなどの中古品販売サイト「eBOOKOFF(イーブックオフ)」で、新品CD、DVD、ゲームソフトの取り扱いを6月12日から開始したと発表した。

 「eBOOKOFF」では、これまで書籍やコミック、CD、ゲームソフトなどの中古販売と、それらの買い取りサービスを中心に展開してきたが、中古品に加え、新品もそろえることで品揃えの充実を図る。

 同時に新品購入者などに対し、手軽にソフトを売ることができる買い取りサービス「ポストにポン買取サービス」を提供。ゲームやDVDソフトなどの最新作や人気作の買い取りを強化することで、中古商品の在庫を増やす。

 「ポストにポン買取サービス」は、eBOOKOFFが指定した対象商品についてユーザーが買い取りを申し込み、封筒に入れて送付すると、指定した銀行口座に代金が振り込まれる仕組み。申し込みは1点ずつ。送料は無料で、ネットオフが負担する。

 書籍やソフトの販売では、アマゾン ジャパンなどがサービスを展開しているが、「特に意識したサービス強化ではない」(ネットオフ)という。また、同社に出資するブックオフも07年9月までに独自に中古品のオンライン販売に乗りだすが、この点については「競合ではなく、共存できればと考えている」(同)としている。