アマゾン ジャパン(ジャスパー・チャン社長)は6月12日、小規模出版社やインディーズメーカーなどの商品を委託販売する企業向けサービス「Amazon e託販売サービス」を同日から開始したと発表した。

 アマゾン ジャパン(ジャスパー・チャン社長)は6月12日、小規模出版社やインディーズメーカーなどの商品を委託販売する企業向けサービス「Amazon e託販売サービス」を同日から開始したと発表した。

 今回のサービスは、「ロングテールの拡大」(根来香里・e託販売サービス統括マネージャー)を図るもの。これまで消費者が入手しにくかったニッチ商材である「テール」部分を強化し、取扱商品数の拡大に貢献する。また、24時間以内に発送する商品を増やすことで、ニッチ商品の流通を加速させる狙い。

 通常、アマゾンで取り扱っている商品の流通は、卸を通じてメーカーから仕入れる仕組みだが、「Amazon e託販売サービス」により、これまで一般小売で取り扱いができなかった小規模出版社の書籍や、インディーズメーカーの作品などを扱う。

 取扱商品は、現段階では書籍、CD、DVD、ビデオ、ゲームなどのソフトウェアが対象。アマゾンの物流センター(千葉県・市川市のアマゾン市川FC)に委託在庫として保管し、24時間以内の発送に対応できるようになる。顧客の決済、配送もアマゾンが担当する。

 これらの商品の販売状況は、アマゾンの商品データベースで管理し、需要予測を行うことで随時商品を自動発注する。これにより参加メーカーや出版社は、オンライン上でリアルタイムの販売・在庫情報の確認ができるようになる。

 同サービスに参加するには、「Amazon.co.jp」のサイト上で申請し、承認を得る。年会費は9000円。今年8月末まではキャンペーンとして年会費は無料となる。また、アマゾンは、「商品の売上の60%をメーカーに支払う」仕組み。