NTTドコモ(中村維夫社長)は6月8日、カナダのResearch In Motion(RIM、マイク・ラザリディス社長兼共同CEO)と、RIM製のモバイル情報端末「BlackBerry(ブラックベリー)」の導入で基本合意したと発表した。

 NTTドコモはRIMから端末を購入。法人ユーザーを対象に、06年秋頃をめどに発売する。どの端末を発売するかは未定。

 端末は、音声通話とデータ通信が利用可能。通信方式は、NTTドコモが採用する3G(第三世代携帯電話)のW-CDMA方式と、欧州などで普及しているGSM/GPRS方式に対応。国内をはじめ、海外でも利用できる。

 海外ではNTTドコモが提携する携帯電話会社とのローミングで通話、データ通信サービスを提供する。NTTドコモは、英O2や米シンギュラーワイヤレスなどの欧州や北米の携帯電話会社と提携しており、音声通話では全世界で130か国、データ通信は76か国で利用できるようになる。

 「BlackBerry」は、RIMが開発・販売する通信機能を内蔵したPDA型の端末。予定表やアドレス帳、メールなどの機能と、パソコン同じQWERTY配列のキーボードを搭載する。また、RIMが提供する「BlackBerry Enterprise Server」とマイクロソフトの「Exchange」やIBMの「Lotus Domino」、ノベルの「Novell GroupWise」などと連携して利用できる。