レノボ・ジャパン(向井宏之社長)は6月6日、インテルのデュアルコアCPUを搭載した法人向けB5サイズノートPC「Lenovo 3000 V100 Notebook」を発表した。中小企業やSOHOもターゲットに入れ、6月13日から出荷を開始する。


 デュアルコアCPUを採用しながら下位モデルで直販価格が12万9990円からと低価格なのが特徴で、「業界の標準仕様に合わせパソコンを設計し、サプライチェーンのシステム簡素化とコスト削減で低価格を実現した」(荒川朋美・執行役員ビジネス開発事業担当)。



 ラインアップはCPUが「Core Duo T2300E(1.66GHz)」、メモリは512MB、HDD40GB、ドライブがCD-RW/DVDのコンボドライブ、OSがWindows XP Homeの「0763-G9J」など4モデル。ディスプレイには12.1型TFT液晶を採用、Windowsを起動せずにDVDや音楽CDが再生できる機能をもつほか、上位モデルには高解像度カメラを内蔵した。

 同社では06年1月に社内の機構改革を実施。大企業を対象にソリューションを提供する「エンタープライズ事業部」と中小企業やSOHO事業者をターゲットにする「ビジネス開発事業部」を立ち上げた。「V100」はビジネス開発事業部の第1弾ノートPCとなる。

 ビジネス開発事業部では今回の「V100」をはじめ、基本性能に絞り込んで、発注から1-2日の短期で納品できる低価格ノートPCを開発していく方針。同社はこれまで大企業相手のソリューションビジネスを中心に展開しており、他社の値下げに対応できる体制が構築できていなかった。このため、デルなどに比べて中小企業やSOHO事業者の開拓で出遅れていた。今後は「デルやヒューレット・パッカードが値下げすれば、すぐにこちらも値下げできる」(同)体制を整え、顧客獲得を進めてライバルメーカーを追撃する考え。