NEC(矢野薫社長)とNECパーソナルプロダクツは、発光効率を高めるパネルで、高輝度と業界最高水準の低消費電力を実現した42型の業務用プラズマディスプレイ「NEC PlasmaSync PX-42XM4J」を発売した。価格はオープン。実勢価格は50万円前後の見込み。

 パネルに放電領域と蛍光体面積を拡大し発光効率を高めた新構造の「クリスタルクリア・パネル」を採用。1400cd/m2の高輝度を持ちながら、消費電力は従来パネルより約20W削減した。AV機器をはじめ、PCからの映像入力も可能。

 パネルの放電速度を速め、予備放電量を減らす「クリスタルクリア・レイヤー」を搭載。深い黒色の表現と暗所でのコントラスト比3000:1を実現した。映像の動きを判断し自動処理する回路を強化することで、動きの早い映像もきれいに表示できる。さらに、高度エッジ補正機能により、画像のふち部分もなめらかに表示できるようにした。

 また、これまで61型、50型にしか搭載していなかった2画面表示機能「新ダブルピクチャーPLUS」を搭載し、親画面に子画面を挿入表示する「ピクチャーinピクチャー」や、テキストを表示するエリアを挿入し、パソコンなどで作成した文字情報をテロップ表示することができる「テキストインサート」など、業務用ディスプレイとしての使い勝手も高めた。同社では、電子広告やテレビ会議、プレゼンテーションなどでの利用を想定、06年度で3000台の販売を見込む。