シャープなど6社、デジタルテレビ向けポータルサービス事業会社設立

サービス

2006/06/06 11:19

 シャープ(町田勝彦社長)とソニー(中鉢良治社長)、ソニーコミュニケーションネットワーク(SCN、吉田憲一郎社長)、東芝(西田厚聰社長)、日立製作所(古川一夫社長)、松下電器産業(中村邦夫社長)の6社は6月5日、ブロードバンド接続機能を持つデジタルテレビ向けに共通のテレビポータルサービスを提供する事業会社を共同で設立することで合意したと発表した。

 シャープ(町田勝彦社長)とソニー(中鉢良治社長)、ソニーコミュニケーションネットワーク(SCN、吉田憲一郎社長)、東芝(西田厚聰社長)、日立製作所(古川一夫社長)、松下電器産業(中村邦夫社長)の6社は6月5日、ブロードバンド接続機能を持つデジタルテレビ向けに共通のテレビポータルサービスを提供する事業会社を共同で設立することで合意したと発表した。

 会社名は「テレビポータルサービス」(予定)で、06年7月7日に資本金10億円で設立。出資比率は、松下電器35%、SCN25%、ソニー10%、シャープ10%、東芝10%、日立10%。

 ビデオ・オンデマンドなどの映像配信サービスや生活情報サービスなどを手がけるコンテンツ事業者の参加を呼びかけ、ユーザーが安全、便利に利用でき、生活に役立つテレビ向けポータルサービスを提供する。

 SCNを除く家電メーカー5社は、06年2月に結成した「DTVポータル検討ワーキンググループ(DTP-WG)」で、デジタルテレビ向けのポータルサービスのあり方や端末技術仕様などについて検討を続けてきた。

 今回、国内外のメーカーの機器で共通に利用できる、オープンなテレビポータルサービスを提供する事業主体の必要性について意見が一致。サービスの早期実現を狙い、事業会社を設立することとした。