東芝テックの画像情報通信カンパニーは5日、カラーMFP(多機能デジタルカラー複合機)の新製品「e-STUDIO(e-スタジオ)2500c/3500c/3510c」の3モデルを開発したと発表した。カラープリント毎分25枚/モノクロ35枚の2500cと、同35枚/35枚の3500cを6月20日に、同35枚/45枚の3510cは9月初旬に発売する。

 同社は、カラーMFPではデュアルプラットフォーム戦略を採用。総務などモノクロ重視のユーザー層向けには4サイクルでカラーが毎分11枚のe-STUDIO281c/351c/451c、営業や開発などカラーニーズの高い層向けには4連タンデムでカラー毎分20枚と31枚のFANTASIAシリーズで対応してきた。今回の新製品はFANTASIAシリーズの後継機。

 MFPの国内市場の動向は、年間回転需要は約70万台で推移、うち約40%がカラー機だが、そのカラー機の中では毎分21枚以上の高速機が約70%を占め、高速機へのシフトが鮮明になっている。同社の場合、この高速機の玉不足が悩みとなっていたが、今回の新製品で「フルラインで戦える体制ができた」(牛山和昭取締役常務執行役員画像情報通信カンパニー社長)ことになる。

 主な特徴は、(1)新たに開発した6.8μmの小粒径トナーの採用で、細線や文字の再現性、ハイライト部分の均一性が向上、リアルな写真画質を実現、(2)カラーワイド液晶パネルの採用などユーザーフレンドリーなインターフェイス、(3)AES方式による128bit暗号化機能を標準搭載――など

 価格は、e-STUDIO 2500cが153万円、3500cが167万円、3510cは180万円。3モデル合わせ、国内は月1000台、海外は月5000台の販売を見込んでいる。