日立マクセルと三菱化学メディア、記録型のBDとHD DVDを共同開発、量産へ

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2006/06/06 11:16

 日立マクセル(角田義人社長)と三菱化学メディア(大塚重徳社長)は6月5日、次世代DVDの記録型ブルーレイディスク(BD)とHD DVDディスクを開発、それぞれのブランド名で発売すると発表した。

 日立マクセル(角田義人社長)と三菱化学メディア(大塚重徳社長)は6月5日、次世代DVDの記録型ブルーレイディスク(BD)とHD DVDディスクを開発、それぞれのブランド名で発売すると発表した。

 2社では相変化書き換え型媒体や無機追記型媒体、色素追記型媒体で、独自の材料を共同開発。現在規格が推進しているBDとHD DVDディスクの各フォーマットに対応した量産技術を確立し、製品設計が完了、今回、量産と販売を始めることにした。

 今後は、次世代ディスクの市場の立ち上がりに合わせ、それぞれのブランド「Maxell」「Mitsubishi/Verbatim」を使って全世界で順次展開する。また、青色レーザー対応の記録型DVDの高速化、多層化などについても引き続き共同開発を進める方針。

 日立マクセルと三菱化学メディアは01年7月に、開発スピードの向上と効率化を目的として次世代ディスクの共同開発を開始。02年7月以降は、両社の開発陣が日立マクセルの開発本部で、青色レーザーに対応した記録型ディスクの開発を進めてきた。