シャープは6月2日、同社の液晶テレビ「AQUOS(アクオス)」の世界累計生産台数が06年5月31日付けで1000万台を達成したと発表した。10.4型以上の据え置き型液晶カラーテレビとしては業界で初めて。

 「AQUOS」シリーズは01年1月に発売をスタート、以来5年5か月で1000万台の大台を突破した。現在では、パーソナルユース向けの13V型から最大65V型までの幅広いサイズを製品化。37V型以上では、デジタル放送などのハイビジョン信号フォーマット(1080i)をそのまま表現できる「フルスペックハイビジョン(フルHD)パネル」も投入するなど、液晶テレビ市場を牽引してきた。

 今年秋には、2160×2400ミリの第8世代マザーガラスを採用し、従来にない材料や生産プロセスを導入した亀山第2工場(三重県亀山市)が稼動する予定。第2工場が本格的に稼動すれば、50型、40型クラスの大型液晶テレビを安定して供給できるとしている。

 なお、同社は05年1月に、04年12月28日付けで累計生産台数500万台を達成したと発表していた。その後約1年5か月で、500万台が新たに生産されたことになる。



 日本国内の販売状況を集計している「BCNランキング」でもシャープの強さが目立つ。液晶テレビのメーカー別販売台数シェア推移をみると、昨年末から「BRAVIA」が好調のソニーが背後に迫ってきているものの、シャープはこのところ常に40%以上の販売台数でランキング1位を維持し続けている。機種別でも、直近5月第4週の販売台数シェアでは、液晶テレビ上位4機種をシャープが占めている。