DGモバイル、3G携帯電話向けにマンガ・アニメの配信を開始

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2006/06/01 10:15

 デジタルガレージ(林郁代表取締役グループCEO)の子会社、DGモバイル(小尾一介社長)とインクルーズ(中川雅也代表取締役)は5月29日、コンテンツのデータ化と携帯電話向けサイトの開発・運用、広告媒体向けログ管理機能を搭載した第3世代(3G)携帯電話用コンテンツ配信プラットフォーム「mobmentum(モメンタム)version1.0」を共同で開発したと発表した。

 デジタルガレージ(林郁代表取締役グループCEO)の子会社、DGモバイル(小尾一介社長)とインクルーズ(中川雅也代表取締役)は5月29日、コンテンツのデータ化と携帯電話向けサイトの開発・運用、広告媒体向けログ管理機能を搭載した第3世代(3G)携帯電話用コンテンツ配信プラットフォーム「mobmentum(モメンタム)version1.0」を共同で開発したと発表した。

 「mobmentum」は作品別、版元別にコンテンツの売り上げ詳細の把握が可能。さらに、コンテンツの編集、メルマガ登録、広告媒体ごとの費用対効果測定などの機能も搭載する。電子書籍などの大容量コンテンツ配信サービスを始める事業者を対象に販売するもので、第1弾として幻冬舎コミックス(伊藤嘉彦社長)に提供。6月1日から「Vodafone live!」の公式コンテンツサービスとして「GENZO/幻冬舎コミックス」の配信を開始するほか、6月中旬には「EZweb」にも配信を開始する。

 「GENZO/幻冬舎コミックス」では、テレビドラマ「てるてるあした」や今話題の映画「嫌われ松子の一生」の原作小説をコミック化した作品など、Web連載誌「スピカ」「幻蔵」の連載中の全タイトルを携帯電話向けに配信。毎月25タイトル以上のコミックを提供する。

 同時にDGモバイルでは、アニプレックス(ANX、竹内成和代表取締役)とANXの子会社、番町製作所(竹内成和代表取締役)とも共同でボーダフォンの携帯電話向けにアニメコミックの配信をすると発表した。

 サービス名称は「ぱらぱらアニメ」。人気アニメーション作品をアニメコミック形式で配信するサイトで、「かみちゅ!」「サブマリン707R」「コゼットの肖像」など国内外コンクール入賞作品や現在放映中の作品などからファンに支持の高い作品を中心に提供する。