シマンテック(木村裕之社長)は4月18日、リモート制御ソリューションの最新版「Symantec pcAnywhere 12.0」を5月から順次発売すると発表した。まずは5月9日にオンラインショップなどで販売を開始、5月26日からは店頭で販売する。価格は1ユーザーが1万7640円、2ユーザーで2万8140円。

 最新版では、ゲートウェイ機能とホスト招待機能を搭載し、複数のOSにも対応できるようにしたのが特徴。

 ゲートウェイ機能はファイアウォールを利用する機器やNAT(Network Address Translation)機器をリアルタイムで検出し、エンドユーザーとのセッションでポートオープン/ポートフォワーディングなどのセキュリティリスクを最小限に抑える。ホスト招待機能では、相手のIPアドレスを知らなくてもリモート制御セッションがすぐに行えるほか、ファイアウォールやNATデバイスを通してリバースコネクションを確立できる。

 OS対応では、WindowsやLinux、Mac OS Xなどのサポートを拡大する「pcAnywhere CrossPlatform」コンポーネントを新たに組み込んだ。同時進行するリモート制御セッションなどを同時に表示するマルチペイン表示に対応するため、ホスト間のファイル転送もできる。

 また、Windows XPe(Windows XP Embedded)やWEPOS(Microsoft Windows Embedded for Point of Service)を組み込んだ機器もサポートしており、キオスク端末やPOSなどのリモートアクセスもできるようにした。

 さらに、新搭載となるモバイル向け遠隔管理ツールを使えば、リモート制御セッションを開始せずにシステム状態などにアクセスできるため、Windows Mobile Pocket PCからのリモート・トラブルシューティングや問題解決にも対応できる。

 ほかにもスモールビジネス(SOHO/小規模企業)向けパックも発売する。価格は、5ユーザーパック6万8796円、10ユーザーパック13万2300円。同じく販売する「ホスト」版は、1ユーザーパック1万1340円、5ユーザーパック4万4226円、10ユーザーパック8万5050円となる。