クインランド(吉村一哉社長)は、04年11月に神戸市で開始した地域生活情報ポータルサイト「Qlep(Quinland Life Event Portal)」を4月17日から新たに23地域で開設し、提供エリアを全国26地域に拡大した。

 「Qlep」は、最新の生活圏情報をリアルタイムに配信する地域生活情報ポータルサイト。独自に開発した「リアルタイム情報配信・更新機能」「地域限定型検索エンジン」「地図連動型の情報システム」などを活用し、さまざまなコンテンツをわかりやすい画面レイアウトに自動生成し、配信する。

 大手検索サイトや大手ポータルサイトと異なり、地域に密着した情報を瞬時に入手できるのが特徴。行政や地域メディアとも連携しており、防災情報や防犯情報、身近なニュースまで見ることができる。また、お店情報などがリアルタイムで更新されるため、「タイムセール」や「空き情報」なども簡単に入手できるほか、店の評判や口コミ情報が得られる「ブログ機能」も備えている。

 今回、月間約516万プレビュー(06年3月末時点)と、京阪神でトップクラスのアクセス数を得るなど大きな成果を収めたことから、全国23地域で新たにサイトを開設することにした。千葉県船橋市のように、地元の商工会議所が全面的に協力している例もある。

 同社では、「Qlep」を通じて地域の人たちに利便性を提供するだけではなく、地元の商工事業者の活性化も支援していく考え。システム的に可能な地域では、今後、マーケティング支援や販促支援などのサービスも提供する予定で、「Qlep」全体として今期12億円の売り上げを見込んでいる。