NEC液晶テクノロジー(NEC液晶、奥野和雄社長)は4月5日、外光環境下でも高い視認性が確保できる半透過型の3.5型アモルファスシリコンTFTカラー液晶ディスプレイモジュール「NL2432HC22?40A」の出荷を6月上旬に開始すると発表した。主に携帯情報端末などポータブル機器向けで、サンプル価格は1万5000円。1年間で30万台の販売を見込む。

 独自のSR?NLT(Super?Reflective Natural Light TFT)技術をベースに開発。半透過型の液晶ディスプレイモジュールとしては業界最高水準、従来比約2.3倍となる220cd/平方メートルの高輝度と従来比2.1倍となる15%の高反射率を両立した。また、半透過型液晶ディスプレイの弱点であった透過モード時のコントラスト比も従来の90:1から150:1に向上。屋内・屋外に関わらず、外光環境下でも明るく表示できる。

 解像度はQVGA(水平240×垂直320画素)、画面サイズは対角8.9cmの3.5型。タイミングコントローラとDC/DCコンバータを内蔵しながら、最適設計により、従来比で約10%の軽量化を達成した。