日立ディスプレイズ(森和廣社長)は3月29日、自動的に最適な輝度設定ができる、IPS方式の携帯機器用TFT液晶パネルを開発したと発表した。

 日立ディスプレイズ(森和廣社長)は3月29日、自動的に最適な輝度設定ができる、IPS方式の携帯機器用TFT液晶パネルを開発したと発表した。

 液晶パネルの額縁部分のガラスの上に、周囲の明るさを測定するフォトセンサーとセンサー信号を変換する回路を低温ポリシリコン技術で形成。センサーが周囲の明るさを測定し、その値を自動的に液晶モジュールのバックライト回路にフィードバックすることで、自動的に最適な輝度設定ができるようにした。同時に、長時間室内で使用する場合などは輝度を抑えることになるため、消費電力の削減にもつながる。

 開発した液晶ディスプレイは、水平320×垂直480ドット、26万色表示の3.9型。日立では携帯電話やカーナビゲーションなどでの利用を見込み、06年後半からサンプル出荷を始める計画。