TBSラジオ&コミュニケーションズ(TBSラジオ、清水洋二社長)とコンピュータ映像関連周辺機器のエスケイネット(妹尾兼社長)は3月27日、地上デジタル音声放送に対応した受信機の共同開発契約を締結、放送業務用標準受信ソフトを開発したと発表した。

 ソフトは携帯機器向け地上デジタル放送「ワンセグ」用デジタル符号化技術「H.264/AVC」、地上デジタル放送のオーディオ形式「AAC-SBR」、地上デジタルラジオのデータ形式「P2プロファイル」に対応。アンテナからの地上デジタルラジオの受信をはじめ、放送前のコンテンツの確認に必要なTSファイルの再生やBMLファイルでの表示に対応するほか、放送送出監視業務に必要な受信レベル、ビットレート、TS情報、音量メーターなどの表示機能も備える。

 TBSラジオでは、ソフトを使い、地上デジタルラジオの実用化試験放送で実証実験などを行う予定。

 一方、エスケイネットでは、ソフトを組み組み込んだラック型受信機を6月頃に発売する。価格は未定。受信機は社団法人電波産業会が策定したデジタル放送用受信装置標準規格と地上デジタル音声放送運用規定に対応した初めての機器となる。また、今回の技術を一般民生機器開発に生かすと同時に受信モジュールなどの供給も行っていく計画。