MCJ(高島勇二会長)とオンキヨー(大朏直人会長兼社長)は3月27日、高品質音楽配信ビジネス事業で提携したと発表した。新製品の企画開発とプロモーションを共同で行う。PC関連事業を強みとするMCJと、オーディオ技術・ハイクオリティ音楽配信ビジネスを持つオンキヨーが手を結び、高品質音楽配信ビジネスを加速する。

 MCJは、オンキヨーの持つコンシューマー向けエレクトロニクス(CE)機器のノウハウ、高品質オーディオ技術の提供を受け、高音質音楽配信に対応するPC製品の企画・設計・販売を行う。

 一方、オンキヨーは、ハイクオリティコンテンツを充実するほか、グラフィカルユーザーインターフェイスなどの操作性、機能性やPC音質の向上を図り、よりCE機器に近いPCの企画、設計、生産を手がける。

 コラボレーションPCの発売は4月中旬を予定。販売方法、価格帯などは未定だが、普及価格帯で投入していく方針。

 オンキヨーは、高品質音楽配信サイト「e-onkyo music store」を開設。ジャズやクラシックの名曲を量子化ビット数がCDの約256倍の24bit、サンプリング周波数は約2.18倍の96kHzの高クオリティで配信するが、高音質コンテンツを十分に再生できる端末が少ないという課題があった。

 そこで、今回MCJと組み、高品質オーディオ技術を搭載しハイクオリティコンテンツを再生できる「音にこだわったPC」を共同で企画開発することにした。2社では独自コンセプトのPCを投入することで、他社との違いを打ち出し新市場を開拓したい狙い。