シマンテックは3月24日、Winnyなどを介して情報漏えいを引き起こすワーム「Antinny(アンティニー)」の駆除作業を自動化する「W32.Antinny 駆除ツール」の無償配布を開始したと発表した。

 このツールは、Winny経由で報告されている全56種のAntinnyワームやトロイの木馬に対応。PC上のディスクを検索し、Antinnyに関連するプロセスを終了させ、Antinny本体とそれに関連するファイルを削除。勝手に追加されたレジストリ値も削除する。

 企業向けに、ネットワーク管理者用のスイッチも用意した。コマンドラインから「W32.Antinny 駆除ツール」を実行し、Antinnyに感染している各クライアントから駆除を行うことができる。

 Norton AntiVirus、Symantec AntiVirus、Norton Internet Security、Symantec Client Securityなどシマンテックのウイルス対策製品の定義ファイルはすでに対応済みだが、シマンテック製品がインストールされていないPCでも使用できる。

 現在、情報漏えいのほとんどは、ファイル交換ソフト「Winny」を悪用するワーム「Antinny」か、その亜種によって引き起こされている。同社では、ホームページ上で無償配布している「Winny 検索ツール」を使用してWinnyが発見された場合、そのPCはAntinnyに感染している可能性があるため、Antinny駆除ツールをあわせて使用して欲しいとしている。