「フォト イメージング エキスポ2006」初日の駆け足レポート

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2006/03/23 22:24

 アジア最大級のカメラや写真・映像用品の総合展示会「PHOTO IMAGING EXPO 2006」(PIE 2006)が3月23日、東京ビッグサイトで開幕した。2回目を数える今回は、世界16か国、180社が参加。「写真と映像の未来が見える祭典」をテーマに出展会社の新製品、最新技術を展示している。そこで、イベント初日、最近話題を呼んでいるメーカーのブースを中心に駆け足で回ってみた。

 アジア最大級のカメラや写真・映像用品の総合展示会「PHOTO IMAGING EXPO 2006」(PIE 2006)が3月23日、東京ビッグサイトで開幕した。2回目を数える今回は、世界16か国、180社が参加。「写真と映像の未来が見える祭典」をテーマに出展会社の新製品、最新技術を展示している。そこで、イベント初日、最近話題を呼んでいるメーカーのブースを中心に駆け足で回ってみた。

●話題の一眼レフはケースの中、そしてあの645にデジタル版登場

 やはり注目は松下初のレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ「DMC-L1」だ。ライカレンズを搭載した「DMC-LC5」や「DMC-LC1」の流れを汲む手ぶれ補正機能付きレンズも発表した。



 参考出展のためガラスケースの中に納められていたが、ケースを囲むように人だかりができていた。LUMIXシリーズというと浜崎あゆみのテレビCMの影響か、女性的なイメージも強いが、カメラを覗き込む人たちは「カメラ好き」そのもの。まったく別の雰囲気をかもし出していた。

 デジタル一眼レフカメラではペンタックスも注目を集めていた。2月26日に米国で開催されたカメラ展示会「PMA 2006」で披露された製品群で、日本では今回の展示が一般ユーザー向けの初披露となる。残念ながら参考出展ということで詳しい情報は発表されていないが、レンズ交換式デジタル一眼レフカメラ(製品名は未定)は有効画素数が1000万画素で、2006年秋頃の発売を予定している。

 また、ベストセラー銀塩中判カメラの流れを継承するデジカメも出展されていた。その名はまだ仮称だが「PENTAX 645 Digital」。ペンタックス645AFマウントを採用し、有効画素数1800万画素でコダック製の大型CCDを搭載する予定だという。



●「コンパクト」といえど侮れないぞ

 カシオのブースでは薄型カードサイズのデジカメを扇形にディスプレイ。隣には小型プリンタを用意して「撮ったその場で印刷」できる手軽さをアピールしていた。さらに、エントリーモデルとして4月14日に発売する「EX-Z60」も展示。本体背面の2.5型液晶や高感度でブレを防ぐAnti Shake DSPの搭載だけではなく、古い紙焼き写真を撮影することでそのカラーを再生させる「Old Photo」(よみがえりショット)などの機能も搭載した。

 オリンパスは水やホコリ、衝撃に強い「μ720SW」を展示。ユニット周囲に衝撃吸収材を配置し電気基板をカメラ内部で浮かせることで耐久性を高めた。1.5mの高さの落下衝撃テストもクリアしたというツワモノ。しかも710万画素の高精細CCDを搭載しており、クオリティの高い写真を撮ることもできる。

 コンパクトデジカメの画素数がどんどん上がっている中、ニコンのブースでは声を大にして「ぜひ大判プリントを」と叫んでいた。コンパクトだからL版、2L版の印刷がせいぜいだと思っているユーザーが多いと指摘し、「うちのCOOLPIXシリーズで撮った画像でもここまで大きく印刷できるんです」と撮影に協力してくれたモデルさんと大判ポスターが登場。「顔なんて実物より3倍も大きくなりました」と大判印刷にも耐えられることをアピールした。

●超特大のプリントは一見の価値アリ



 その大判印刷を可能としたのはプリンタ。日本ヒューレットパッカードは顔料系フォトインク“Vivera(ビベラ)”を採用したプロフォトグラファーおよびハイアマチュア向けのA3対応インクジェットプリンタ「Photosmart Pro B9180」を展示。こちらは6月中旬に発売予定だ。A3サイズのフチなし印刷もできる。さらに紙だけではなく1.5mmまでの厚さのキャンバスにもプリントでき、作品の保存も可能となった。

 HPの上をいく「大判」プリンタはキヤノンのイメージプログラフシリーズ。A2、A1、B0サイズとどんどん印刷可能サイズが大きくなり、挙句には「60インチ大判プリンタ」まで登場。残念ながらこれは参考出展となり、価格その他は教えてもらえなかったが、家庭用テレビよりも大きな写真というのはかなりびっくりだ。このほかキャンバスサイズまで引き伸ばした写真を展示したギャラリーコーナーも設営。クオリティの高さをアピールしていた。

 このほか、ビジネス向けやアマチュアカメラマン向けのセミナーなど、盛りだくさんのイベントも用意されている。「PHOTO IMAGING EXPO 2006」は3月26日まで開催。主催者側では4日間の会期中11万人の来場者を見込んでいる。