松下、250GBのHDD内蔵CATVデジタルSTB、裏番組の録画にも対応

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2006/03/22 10:10



 松下電器産業(中村邦夫社長)は、ハイビジョン映像をデジタル録画できるHDD内蔵CATVデジタルセットトップボックス(STB)「TZ-DCH2000」をCATV事業者向けに06年5月から発売する。価格はオープン。

 HDD容量は250GBで、ハイビジョン番組を電子番組ガイド(EPG)から簡単に録画できる。BSデジタル・地上デジタル放送のハイビジョン画質で約23時間、標準画質で約69時間の録画できる。追っかけ再生やタイムキープ機能なども装備した。CATVの高速データ通信規格「DOCSIS2.0」並の速度となるケーブルモデムを内蔵、VOD(ビデオ・オン・デマンド)やPPV(ペー・パー・ビュー)、松下が開発した「Tナビ」などの双方向サービスに対応する。

 「裏番組録画」ができるダブルチューナーを搭載したのも特徴。2番組同時録画や録画確認用の子画面表示などが行える。映像・音声をフルデジタルで伝送できるHDMI端子、テレビ出力に加え、「録画専用出力端子」も備えた。内蔵HDDは外部接続DVDレコーダーへの同時録画も可能で、HDDからDVDにコピーできないコピーワンス番組のDVD録画にも対応している。