NECビューテクノロジー(NECビュー、雄川孝志社長)は3月14日、デジタルシネマ向けプロジェクタ2機種の受注を開始した。スクリーン横幅15mまで対応できる「NC1500C」と使い勝手を向上した「NC800C」で、米DCIが制定した上映規格に準拠。パネル解像度2K(2048× 1080画素)、米テキサスインスツルメンツ社のDLP Cinema用DMDチップ「DC2K」を搭載した。

 「NC1500C」はプロジェクタとランプ電源部一体型で、スクリーンサイズ横幅15mに対応。「NC800C」は、対応スクリーンサイズ最大横幅8mで、世界最小、最軽量の「iS8?2K」の後継機種。ランプパワーメモリ機能、ダイレクト信号選択ボタンを採用し、使い勝手を向上した。

 コントラスト比2000:1以上を実現。デジタルシネマやハイビジョンなどの高解像度で高コントラストを要求する入力ソースやRGB各色15ビット幅の信号処理により、優れた色再現と幅広い階調表現を要求する入力ソースを忠実に再現する。そのほか、レンズメモリ機能、ランプ出力の制御機能を搭載し、1台で3D映像にも対応できる。

 価格はオープン。実勢価格は本体のみで「NC1500C」が1700万円前後、「NC800C」が1600万円前後の見込み。国内・輸出をあわせ、発売後1年間で2機種合計600台の販売を目指す。シネマサーバーも含めた映画館上映システムをNECとの連携を図りながら展開し、デジタルシネマ事業を拡大していく方針。