富士通日立プラズマディスプレイ(FHP、井本義之社長)は、独自の駆動回路「ALIS方式」を採用した42V、37V型のハイビジョンプラズマディスプレイパネル(PDP)を開発、量産を開始したと発表した。

 今回、ハイビジョン放送の垂直方向の信号を画素変換することなく表示できる垂直1080×水平1024画素のパネルを新たに開発。42V型では従来比約5%アップとなる111万画素と、業界最高となる輝度1400cd/平方メートルを実現し、細部まで美しい映像を再現できるようにした。

 また、新たに開発した蛍光体を採用し、赤の色再現範囲を拡大させたほか、従来からの高色純度緑蛍光体とあわせ業界最高クラスとなる色再現範囲を実現した。このほか、サブフィールドの配列を最適化や動き適応処理、シネマモード専用の設定などの改善も行い、よりなめらかな階調表現ができるようにした。欧州などの地域で使用されている放送方式「PAL」での放送信号の高画質化、ハンダの鉛フリー化も行っている。

 FHPは、1999年に独自のALIS方式を採用した世界初の42V型ハイビジョンPDPを発売、以来、今回の新シリーズで6代目となる。