キヤノン販売(村瀬治男社長)は、キヤノン電子(酒巻久社長)製のA4対応ドキュメントスキャナ「キヤノンDR-1210C」を3月15日に発売する。価格はオープン。実勢価格は5万円前後の見込み。

 「DR-1210C」は、ADF(自動原稿送り装置)とフラットベッドを一体化することで、デザイン性と利便性を向上させたモデル。ADFはA4・300dpi/片面縦方向でモノクロ、カラーともに毎分12枚の高速スキャニングが行える。

 大量の資料を一度の操作で連続スキャニングしたり、雑誌の記事を部分的に読み取り、電子スクラップを作成するといった原稿の形状に合わせて2種類の読み取りに対応する。業務用スキャナの技術を活用し、最大10万枚のスキャニングを可能にした。画像処理でも、「自動サイズ検知」「斜行補正」「黒枠消し」など、上位機種並みの機能も盛り込んでいる。

 本体前面のコントロールパネルには、日常的に使う「印刷」「ファイル保存」「メール添付」の3つのワンタッチボタンを配置。さらに、50個の登録ジョブのなかから、よく使用するジョブを割り当てられるボタンも5つ装備した。

 付属のユーティリティソフト「CapturePerfect3.0」を使って、原稿の文字部分をテキストデータとして認識する「テキストOCR結果付きPDF」を作ることも可能。テキストはコピーして、ワードやエクセルなどのファイルにはり付けることもできる。ほかにも「Adobe Acrobat 7.0 Standard 日本語版」、名刺管理ソフト「やさしく名刺ファイリング エントリー版」、OCRソフト「e.Typist エントリー版」も同梱する。